Mar 22, 2010
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民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長・仙谷由人代表代行)は27日、総会を開き、「2015年度までに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」とした政府の社会保障と税の一体改革案について協議した。幹部側は先週末の総会で政府に増税時期を「10年代半ばごろまでに」と修正するよう求める意見書を出したが、この日は増税幅も「おおむね10%」とぼかす再修正案を提示。しかし議員から異論が相次ぎ、意見集約は今回も見送られた。
調査会の幹部側は議員の声も踏まえ、政府に改革案の修正を求める。回答を受けた上で29日に総会を開き、再度協議する。政府は特に消費増税部分の修正に否定的で、修正を受け入れない場合でも月内に調査会としての結論を出す方針だ。
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東京都港区の不動産ファンド事業会社「セレアセットアドバイザーズ」(CAA)を巡る特別背任事件で、東京地検特捜部は27日、同社元取締役、徳島政治被告(47)=会社法違反(特別背任)罪で起訴=を業務上横領罪で追起訴した。
特捜部は徳島被告の逮捕直後から会社法違反罪での起訴までの取り調べ全過程で初の録音・録画(可視化)を実施した。弁護人の中村勉弁護士によると、起訴後の勾留中に行った業務上横領事件の取り調べもすべて録音・録画したという。中村弁護士は「紳士的な調べが続いた。容疑者の主張が正しく記録されていると思えることは(容疑者側にとって)メリットだ」と述べた。
起訴状によると、徳島被告は08年12月、さいたま市内の金融機関でCAAが所有する東京・銀座の賃貸ビルと敷地を、男性会社役員らに17億3000万円で売却する契約を締結。徳島被告は支払いの一部である計6650万円分の小切手を受け取り、同額を横領したとしている。【鈴木一生、山田奈緒】
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東北大の井上明久総長が日米の学術誌に投稿した論文2本が、それぞれ別の学術誌に二重投稿されていたとして掲載を取り消されたことが27日、分かった。うち1本は、井上総長が2002年に日本学士院賞を受賞した主要論文27本に含まれていた。
米物理学協会は00年に掲載した井上総長の論文が、同年に他の学術誌に掲載されたものと内容が類似していたとして、電子版で取り消しを公示した。井上総長は、さびにくく強度がある新素材「金属ガラス」に関する研究で世界的に高い評価を受けたとして学士院賞を受賞しており、この論文も含まれていた。
また、粉体粉末冶金(やきん)協会は15日に発行した学術誌で、03年に投稿された論文が「別の論文と著しく重複していた」として取り消しを発表した。協会によると、論文は7ページにわたって一言一句同じで、井上総長は調査に対し「投稿は共同執筆者に任せており、二重投稿とは知らなかった」と答えたという。
井上総長はこれまでにも4本の論文が二重投稿を指摘され、掲載を取り消されている。総長は大学を通じ、「私的な見解は差し控える」とコメントした。
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仙台七夕まつりの前夜祭として親しまれている花火祭が8月5日夜に予定通り仙台市内で開かれ、震災被害に遭った子どもたちの招待席が設けられる。主催の仙台青年会議所が27日、発表した。
会場は同市青葉区の西公園一帯で、午後7時15分から約1時間半、例年と同じように1万6000発の花火が、杜(もり)の都の夜空を華やかに彩る。
招待席は、がれきが今も残る沿岸部で暮らす子どもたちを、少しでも励まそうと特設する。青年会議所は「花火の輝く光で、笑顔をともしたい」と話す。一夜限りで終わらない、光と音の感動を子どもたちに残しそうだ。【平元英治】
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