Sep 02, 2010
男性もヒアルロン酸注入
整形外科というと、女だけだと思われがちだが、最近、プチ整形の代表的なヒアルロン酸注入は、男女年齢問わず訪問することができるのだ。男性も、法令線と目の下のたるみ、ほほのたるみ、顎が悪いなど、顔のコンプレックスは、女性と同じように持っているのだ。特に、クリニックでは男性用と女性用に分かれているわけでもなく、気軽に男性もヒアルロン酸注入数である。美容整形などで開催されるヒアルロン酸注入に使用されるヒアルロン酸は、人間のいろいろな場所に存在する成分でできています。皮膚は表皮、真皮、皮下組織、特に皮膚のヒアルロン酸が多く含まれているそうです。しかし、加齢や乾燥などによって、シワの原因になってしまいます。そのため、ヒアルロン酸注入が行うものと補充する必要があるとされています。
ニッポンの紛争地帯をゆく:
反原発、反韓流……近ごろ「抗議デモ」がアツい。ブログやTwitterなどで呼びかけられ、数千人規模にまで膨れ上がるこの動きは、エジプト革命やロンドン暴動を連想させる。これは「内乱の前兆」なのか。あるいは、単なる「一時的な流行」なのか。
【ニッポンの紛争地帯をゆく:なぜ中国大使館前の抗議は「定員5名」なのか】
というわけで、“怒りの現場”に潜入し、今いったい何が起き、これからどうなっていくのかを「参加者目線」でレポートしていく。第1回目は「キング・オブ・抗議対象」、中華人民共和国の大使館へ行ってみた。
●「反中」同盟が中国大使館前に集結!
「中国は侵略をやめろ!」
「中国はチベット人に謝罪しろ!」
秋晴れの空にシュプレヒコールが響き渡る。今日10月1日は、中華人民共和国62周年の建国記念日。「反中」を掲げる人々にとって絶好の抗議日和ということもあり、東京・港区にある中華人民共和国大使館付近には機動隊のバスが停められ、多くの制服警官が道行く人々に鋭い視線を送っていた。
画像:ネットで販売したら意外と売れそうなパンダのTシャツ、ほか
(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/19/news005.html)
今日はさぞ多くの活動家のみなさんが抗議しているんだろうなと大使館前へ向かうと、思わず目を疑った。横断幕を広げて声を枯らしているのは1人、2人……わずか5人。数百人規模の人がごったがえす反原発デモや、反韓流デモに比べるとなんとも寒々した光景である。
尖閣諸島問題もうやむやになったし、活動家のみなさんも原発事故で「反中」どころじゃなくなったのだろうか。
中国大使館前がこんなにも閑散としているのには、 実はある“オトナの事情”がからんでいるのだ。
1時間前、私は「中国建国記念日に合わせた大使館前抗議」の集合場所となっている麻布税務署前にいた。中国大使館前から150メートルほど離れた場所だ。
人民服姿で「凶惨党」と書いた帽子を被っている男性、「パンダはチベットの動物です!」というメッセージTシャツ姿、チベット僧の姿から和服姿の女性まで、バラエティに富んだ参加者はその数ざっと40人。取材しているメディア、警備にあたる警官や、遠目に監視している私服の公安捜査員も含めると、70人近い集団が集まっていた。
「あんたも参加すればいいのに。こんな酷い国は世界中見渡したってなかなかないよ」
大きな日の丸を掲げた男性に声をかけられる。取材なんで、と断ると、彼は中国共産党がチベットやモンゴルの少数民族に対しておこなっている人権侵害についてアツく語ってくれた。
この抗議の主催者は、モンゴル自由連盟党、日本ウイグル協会、チベット問題を考える会、内モンゴル自民党。協賛は台湾研究フォーラム、南モンゴル応援クリルタイ、そして日本の支援者たちというまさしく「反中」国家そろい踏みという面々である。
特にチベットといえば、僧侶や住民が起こした暴動を、中国政府が武力鎮圧することが世界的に批判されている。北京オリンピックの際、諸外国が開会式のポイコットを表明したことや、聖火リレーの妨害活動があったことが記憶に新しい。これはなかなか骨太の抗議が目の前で繰り広げられるのではなかろうか。
●法輪功さんの抗議待ちで、40分遅れのスタート
そんな風に期待に胸を膨らませるも、出発時間になってもいっこうにデモ隊は出発しない。なにかのトラブルでもあったのかと参加者のひとりに聞いてみた。
「うちらの前にやっている法輪功さんたちの抗議が長引いているみたいですね」
法輪功とは中国の宗教法人で、政府から迫害されていると訴え、世界中で人道支援を求めている。彼らによると、信者は不当逮捕され、強制労働収容所で監禁。なかには虐殺されて臓器摘出された者までいるという。市街地で、かなりエグい遺体写真が掲載されたプラカードを手に、人道支援を求めているので、見かけた方も多いだろう。
そんな“虐げられた人々”が大使館前に。そりゃ、 時間どおりに終わるわけがないわな。怒りで叫ぶ信者たちと警官がもみあっているイメージが頭によぎる。
待ち時間中、モンゴル自由連盟党のオルホノド・ダ イチン幹事長のあいさつがあった。
「私たちは中国の建国記念日をお祝いできません!」
今年に入ってからすでに4人のチベット僧が抗議の焼身自殺をしていることや、東南アジアに逃れていたウイグル人が強制送還されてしまったことなどが告げられると、デモ隊のテンションは一気にあがっていく。これはひと騒動起きるのではないか。
画像:持ち運びに便利な折りたたみ式の抗議プラカード、ほか
(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/19/news005.html)
そんなこんなで気がつけば開始時刻より40分経過。ようやく警察からゴーサインが出る。さっそくカメラを構え、デモ隊が進むところをおさめようとしたが、動いたのは主催者の方たち5人。警官4人に囲まれてまるで連行されるように歩いていく背中に、残された人々が、「いってらっしゃーい」「がんばれよ」などとエールをかけている。これは……近くにいた参加者にこれはいったい何なのか尋ねると、耳を疑うような言葉が返ってきた。
「ああ、中国大使館前は5人しかいっちゃいけないんですよ」
●定員5人の“抗議ツアー”
抗議活動に定員? んなアホな。遊園地のアトラクションじゃあるまいし……と呆気にとられていると、誘導する警官からさらに驚くべき言葉が。
「抗議の方たちは撮影禁止ですよ。自分たちがやっているところを撮る人が最近多いですけど困りますからね」
マナーを守って、みんなで楽しくやりましょう……といったところだろうか。しかし、ちょっと待ってほしい。大使館前とはいえ、天下の往来である。抗議活動が許されるのなら、その姿を写真におさめようと個人の自由のはず。そんなの、おかしいですよねえ。そう主催者の方に問いかけると、彼は困ったような顔で苦笑いをした。
「なんでですかね。私たちもよく分からないんですけど」
そうこうしているうちに、大使館前に到着。警備する制服警官のほか、あきらかに不自然な私服に身を包んだ公安刑事たちがざっと見ただけでも20人以上待機していた。
警官に囲まれた5人は内モンゴル人民党の青い旗を、広げて一列に並び、天高く拳を突き上げた。
「フリー、チベット!」
「フリー、モンゴル!」
「フリー、ウイグル!」
5人とはとても思えない大きなシュプレヒコールに、思わず通行人が足を止める。門のはるか奥では、 大使館職員だろうか、ポケットに手を突っ込んだ2人が抗議を見つめていた。
10分ほど経過すると、故川谷拓三さん似の人の良さそうな顔をした警官が申し訳なさそうな顔で5人に声をかける。
「では、そろそろ交代しましょうか」
「はい、分かりました」
紳士的な態度の5人は旗をたたむと、再び4人の警官に誘導されて再び元きた道を戻っていく。なんだかまるで“抗議ツアー”である。と、大使館前を警備しているコワモテの警官が、川谷さん似に声をかける。
「ちょっとおし気味なので、次の組もう出させちゃってください」
なるほど、法輪功の抗議が時間がかかったのもこれが原因か。
150メートルをテクテクと歩き、麻布税務署前に戻ると、デモ隊のみなさんが「おつかれ」などと拍手で労をねぎらい、入れ替わりで次の5人が警官に囲まれて出発――こんな調子で、すべての参加者が抗議終了したのは、開始時刻から2時間をゆうに経過したころだった。
●日本の抗議はお行儀がよすぎるのか?
待ち時間は2時間以上。定められた規制線のなかで一列に並んで静かに待ち、係員に呼ばれたら5人ずつ進んでいく。ツアー中のフラッシュ撮影は厳禁――。
なんだかディズニーランドの人気アトラクション前にたてられている「注意事項」のようだが、これが「中国大使館前抗議活動」の実態である。
なぜこんな奇妙なルールが定められたのか。いつごろからこれが当たり前になっているのか。警視庁に問い合わせをしたところ、「大使館前の治安維持」と「道路安全の確保」のためだそうで「従前から行っている」というなんとも味気ない回答を頂戴した。
なんだかワケの分からん制約で、抗議する方たちはさぞ怒ってらっしゃるのかと思いきや、主催者のひとつである日本ウイグル協会のWebサイトには活動報告として、「このようなルールがありましたが、現場の警察の方々はとても協力的で、中国政府に向けて強い意思のこもった抗議を行うことができました」とまんざらでもない様子。
この抗議から7日後、四川省ではチベット族の元僧侶2人が焼身自殺を図り、1人が亡くなった。翌日にはインドの中国大使館前では、抗議活動をした亡命チベット人13人がインド警察に拘束されている。
大震災でも略奪が少ないと、世界が日本人の規律正しさを賞賛した。ルールを守る抗議活動もなんだか日本人らしくていいかなと思う反面で、ほかの国と比べると、「怒り」の伝え方がソフトだと感じるのは、気のせいだろうか。
[窪田順生,Business Media 誠]
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