Oct 03, 2010
水漏れ修理家庭のダメージ
家庭生活をする上で水とは切っても離せない関係です。首都でのリークをしてしまうことがあります。蛇口を占めても漏れ出てくる状態を指します。状況に応じて、故障箇所が異なります。リークについては、家庭でのダメージもあるので、専門の業者に見ていただくことをお勧めします。大切なジプイプニダエソ適切に管理することです。毎日の飲料水確保の手段は多様に存在するが、しかし、ハッキリ言って、ウォーターサーバー以外は論外ですね。やはりウォーターサーバーは、自分の買い物に出かけても、便利さがあり、味と品質も最高、しかも価格もお手ごろです。そんなウォーターサーバー以外のものを選択するなんて、馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。
各国の予選を勝ち抜いたアジアのトップクロッカーが暑いけど意外とさわやかなインドネシアに集まった。台北の世界決勝を目指して、熱く!冷たく!!戦う!!!
【写真で見る、「MOA 2011」APAC決勝!!】
・ついたその日にいきなりピーンチ!
MSIが全世界規模で行っているオーバークロック大会「Master of OvercClocker Arena 2011」(MOA 2011)のアジア太平洋州決勝が、インドネシアのジャカルタで7月7日に行われた。日本からは、6月25日の日本予選を勝ち抜いたCAL930氏とGyrock氏が、「Team “KATANA” Japan」として参加した。
彼らがジャカルタに到着したのは、前日の6日14時過ぎ。それから、渋滞でまったく動きの取れない高速道路を抜けて宿舎に着いたのが17時過ぎ。普通ならば翌日の決勝に向けて休養をとりたいところだが、彼らの戦いは前日から始まっていた。日本決勝でも紹介しように、現代オーバークロックの戦いでは、冷やす液体窒素とともに、温めるガスバーナーが必須だ。
「冷やすだけ冷やしておいて、バーナーで温めるって何なんだよー」という声も聞こえてくるが、CAL930氏とGyrock氏によると、オーバークロックでは冷やせば冷やすほどいいというわけでなく、「CPUやGPUが最も性能を発揮する温度のポイントがある」(Gyrock氏)という。その幅は「5度以下」(CAL930氏)とわずかで、クーラーユニットのジャケット部分が液体窒素の注水で冷えすぎたら温めて温度を適切な範囲にとどめなければならない。しかも、肉厚のクーラーユニットですぐに温度低下を止めるには、強力な火力を発揮できるガスバーナーが必須となる。
ただ、ガスバーナーは危険物扱いとなって飛行機に持ち込むのは困難だ。そのため、CAL930氏とGyrock氏はジャカルタで調達しようと、到着直後の疲れた体を引きずって街に飛び出したのだが……、「ガスバーナー、買えなかった……」(CAL930氏)おっと、いきなりピンチ。どうなる日本。しかし、世界で戦うトップレベルのオーバークロッカーたちの連携は幅広く、そして強い。世界大会で知り合ったジャカルタ在住のオーバークロッカーに支援を求めたら、快くガスバーナーを調達して宿舎まで届けてくれた。Team “KATANA” Japanは、「日本のアニメ、大好きなんです」と日本語で挨拶してくれた、ジャカルタの好青年に救われたのであった。
●CPUは2個用意しました
決勝当日、会場となったインドネシアのジャカルタにアジア太平洋州各国の予選を勝ち抜いたオーバークロッカーで編成された12チームがそろった。決勝のベンチマークテストは予選と同じで、CPUの速度を競うSuperPI 32Mと、GPUの3D描画性能(とCPUの演算能力)を競う3DMark11だ。決勝は、10時〜13時のシステム構築とチューニング作業に続いて、13時から15時30分の2時間30分でSuperPI 32M、15時30分から19時の3時間30分で3DMark11の記録にそれぞれ挑む。長時間にわたって休みなしに続く、かなりハードな戦いだ。
ベンチマークテストに使うハードウェアのうち、マザーボードとグラフィックスカード、そして、メモリ2枚とCPU2基がMSIから決戦当日配布される。また、電源ユニットにHDD、キーボード、マウスはそれぞれのチームが使うテーブルにすでに用意され、HDDには、すでにソフトウェアが導入された状態になっている。MSIが用意したハードウェアのリストは以下の通りだ。
公式記録では、出したスコアとシステムの状態を示す証拠として、ベンチマークテストのスコア画面とCPU-Z、GPU-Zそれぞれの画面を並べてスクリーンショットにしなければならない。そして、このルールがあとでTeam “KATANA” Japanを苦しめることになる。
●工作技術とセッティングの技で競う
会場に集まった決勝参加チームは、MSIからマザーボードとグラフィックスカード、そして、CPUとメモリの配布を受ける前に、くじを引く。そこに書かれていた番号が競技で使うパーツになる。くじで「7」をひいたGyrock氏は「絶対7をひきたかった」と喜んだ。その理由を“ラッキーセブンの7”と思ったが、どうも違ったようだ。「きょうは七夕で7月7日。で、7をひけば、フィーバーだからね」(Gyrock氏)
理由はともあれ、Team “KATANA” Japanは幸先のいいスタートを切った。はたして、当たりのCPUとGPUを引き当てることができただろうか。それぞれに配布パーツを受け取った各国チームは、割り当てられたテーブルでシステムの組み立てに取り掛かった。持ち込んだ自作のクーラーユニットや、結露と凍結から基板やチップを守る“養生”などの工作作業が、オーバークロック競技の最初の見せ場となる。レースでいうと、マシンのセッティングに相当するだろう。
インターネットで情報を収集できる現代のオーバークロックでは、液体窒素冷却のための円筒形クーラーユニットや養生用のペーパーとワセリン、粘土といった基本的な方法は、そのときの流行に合わせて共通となりつつあるが、具体的な方法や細かい手法は各国で異なってくる。日本は、基板に塗るワセリンと冷気の進入をティシュペーパーの堤防で防ぐのが基本だが、世界で依然として主流の“粘土”は用いない。また、粘土を使うチームでも、下地は日本と同じようにワセリンを使うケースが多い。また、そのワセリンを基板に塗るときにハケや筆を使うチームもいくつか確認できた。
肉厚の金属製で重い円筒形クーラーユニットをCPUに装着する方法も重要になる。世界で主流なのは、CPUソケットの回りにあるホールから4本の柱を立てて、それで円筒形のユニットを支える方法だ。しかし、Team “KATANA” Japanでは、作業台に可動式のブリッジを設けて、そこから降ろした支柱でクーラーユニットをCPUに押さえつけつつ支える方法を取り入れている。これは、日本独自の方法で、大会に参加したオーバークロッカーたちも注目していた。
各チームは、1時間もしないうちにマシンを組み立ててSuperPIを走らせ始める。といっても、記録を出すためではなく、セッティングを調整するための試走だ。この段階では、「速く走ることができるポイント」を見つけ出すことが重要になる。すでに説明した「速く走ることができる温度帯」もそうだが、CPUやメモリ、GPUの駆動電圧、メモリのタイミング、そして、2個配布されたCPUで“当たりのいい個体”を探すとともに、CPUに搭載された4つの物理コアで一番オーバークロックに向いているコアを探し出すことも必要になる。
Team “KATANA” Japanは、SuperPI 8Mで試走しながら、ベースクロック、駆動電圧、冷却温度、SuperPI 8MのLapごとのタイムを記録し、そのデータから“当たりの個体とベストのセッティング”を探していった。最初の試したCPUは、ベースクロックを上げるとすぐに起動しなくなり、すばやい決断で第2のCPUに切り替える。すると、ベースクロック107MHzまでSuperPI 8Mが完走する。「これは、当たりかもしれない」とCAL930氏がつぶやいてしまうほどに、いい状態のCPUらしい。使うCPUが決まったところで、次は、コアごとにSuperPI 8Mの記録をとっていく。ラップ記録が好調なのは0番コアと2番コア。そこで、2番コアを使ってSuperPIを走ることに決定した。
●SuperPI 32M、日本苦戦!
2時間半のセッティングタイムが終了して、ついにSuperPI 32Mが始まった。試走のSuper PI 8Mは1分十数秒で終了するが、32Mになると6分を超えて走ることになる。その間に「一番走る温度」を維持しなくてはならない。これは、温度計の値を見つつ、液体窒素の注水量と温度下降を食い止めるバーナーの点火タイミングと加熱時間を、すべて“経験の勘”で制御しなければならない。
開始15分、フィリピンチームが6分41秒547で記録をアップした。各チームの記録は公式記録員に申告し、記録員がスクリーンショットの内容を確認した上で、“手書き”でシートに記入し、そのシートを競技本部に提出する。競技本部では、シートに書かれた値を集計用PCに入力し、その結果が会場の大スクリーンに表示される。この過程を通らないと公式記録として認定されない。
フィリピンに続いて、マレーシアが記録を申請、6分31秒202でトップに立つ。残り時間1時間50分でTeam “KATANA” Japanも6分33秒734で最初の記録を申請した。日本予選のトップ記録はCAL930氏の6分29秒671。Team “KATANA” Japanの上にいるのはマレーシアの6分30秒531と台湾の6分31秒186で、まだまだ余裕がある。
しかし、この時点で韓国が6分28秒906を出してトップに出た。Team “KATANA” Japanもチューニングを進めるが、システムが起動しなくなってきた。どこに原因があるのか分からない。メモリタイミングの設定を調整し始める。このとき、マレーシアと台湾が記録を更新してそれぞれ29秒台に突入、さらに、中国が6分28秒485を出してトップを奪った。残り1時間34分でTeam “KATANA” Japanの上を行くチームがすべて29秒台に達したことになる。
Team “KATANA” Japanは、駆動電圧を下げることでシステムの起動に成功し、SuperPI 32Mを再び走らせることができた。いったん走れば、当たりのいいCPUだけに期待がかかる。まず、6分31秒015で記録を縮め、続いて6分29秒297と29秒台に到達したが、そのとき、マレーシアは6分26秒32、そしてタイが6分26秒562と、トップ争いは26秒台の世界に突入していた。5位までが29秒を切っていてTeam “KATANA” Japanは6位。この時点で残り時間は23分しか残っていない。セッティングと実行時間の6分半を考えると、あと1〜2回しか走れない。Team “KATANA” Japanはセッティングを慎重に定めてシステムを起動するがSuperPI 32Mを走らせることができず。結局SuperPI 32Mは6位という結果に終わった。
決勝前日、CAL930氏とGyrock氏は日本のベンチマークテストレースの現状について、「日本のオーバークロッカーはSuperPIに長年集中して取り組んできたので、CPUベンチマークテストの実力はかなり高いレベルにある。しかし、3DMarkをはじめとするGPUベンチマークテストは、ようやく始まったといえる段階だ。現在、世界のベンチマークテストレースはGPUを重視するようになっている。そのため、日本のオーバークロッカーは世界の大会で苦戦している」と語っていた。MOA 2011も配点はSuperPI 32Mが4割で3DMark11は6割というウェイトだ。得意とするSuperPI 32Mで好成績を残し、3DMark11で迫るライバルから逃げ切りたいところだったが、果たしてどうなるだろうか。
●1万台を出したのにぃいぃぃぃぃ!
SuperPI 32Mが終了後、そのまま3DMark11レースが始まった。各国チームともグラフィックスカードにGPU用の円筒形液冷ユニットを装着し始めるが、Team “KATANA” JapanはCPUのセッティングを続けている。CAL930氏とGyrock氏は、このときの作戦を試合後に「SuperPIの残り時間30分で、私はあと1秒は縮められると思ったが、CAL930はもう3DMark11のことを考えたCPUのセッティングを始めていた」(Gyrock氏) 「SuperPI 32Mでは、タイムよりトップとの差が重要になる。3秒差なら3DMark11で十分追いつけると思っていた。そのため、3DMark11に向けたCPUのベストセッティングを探すことが大事だと考えていた」(CAL930氏) ほかのチームがGPUクーラーユニットの取り付け作業で動き回る中、Team “KATANA” Japanは、冷静にCPUのベストチューニングを探す作業を続けていた。
3DMark11レースが始まって30分も経たないうちに、韓国が9837を出して総合トップに、続いてマレーシアが9049で2位にたった。SuperPIトップの台湾は6347で3位と振るわない。続いて、SuperPI 32Mを6分42秒824と低調だったインドネシアが9307で3位に浮上した。この時点でTeam “KATANA” Japanも最初の記録を申請する。スコアは9695で、一気に3位となる。「このGPUは……、当たりだ……」とTeam “KATANA” Japanは一気に追い上げにかかる。そして、ついに9931を出したTeam “KATANA” Japanは総合トップを奪った。しかし、残り時間は2時間45分も残っている。ほかのチームのチューニングが進む可能性は高い。油断することなく日本はトライを続ける。
そして、ついにTeam “KATANA” Japanはその日初めてとなる1万台超をたたき出した! しかし、公式記録として認められるには、CPU-Z、GPU-Zの画面も出して、スクリーンキャプチャを残さなければならない。ここで、Team “KATANA” Japanのマシンにトラブルが発生した。GPU-Zを起動するときに画面が暗転し、なんとか、再表示されたものの、グラフィックスドライバの設定がリセットされて、3DMark11で示されるGPUのコアクロックとGPU-Zで表示されるGPUコアクロックの値が一致なくなったのだ。ルールにより、10051の記録は認められない。ただ、審判長の采配で、同じクロックで3DMark11が完走した場合、そのスコアが低くても、10051を公式記録として認めることになった。しかし、これも困難な条件だ。
楽勝ムードから一転して、苦しい戦況に追い込まれたTeam “KATANA” Japan。しかし、どうしても3DMark11が完走しない。それどころか、起動すらしなくなってきた。状況は悪化する一方だ。残り時間は1時間50分を切った。ここで、彼らは、この戦いで最も重要な決断を下す。いったんマシンを解体して、再度組みなおした後に、もう一度セッティングすることにした。解体と組みなおし、セッティングをして記録を出すことを考えると、1時間50分というタイミングはぎりぎりだったという。Gyrock氏は後に「あの決断は、データとか数値とかそういうもので判断できるものではなかった。これまでの実戦経験で“そうするのがいいのではないか”という感覚で決めた。同じ戦歴のCAL930も、同じタイミングで同じことを考えていたので、すばやい判断ができた」と語っている。
システムの解体といっても、液体窒素で凍結しているスロットやジャケットを解凍するところから始めなければいけないので時間がかかる。Team “KATANA” Japanはクーラーユニットを予備に切り替えて、再度マシンの組み立てを始めた。残り時間1時間37分。インドネシアが99010を出した。ライバルも9900台までチューニングを進めている。Team “KATANA” Japanがシステムを動かして10051を出したセッティングで3DMark11を完走できれば日本が逃げ切り、完走できなければ9900台を出しつつあるライバルに追いつかれる可能性がある。時間は1時間以上残っているが、作業内容を考えると、またしてもぎりぎりの争いになってきた。
●勘に勝る決断なし
残り1時間26分。組み立てが終わったTeam “KATANA” Japanのマシンが再び動き始めた。「なんか調子がいい予感」とGyrock氏がいったように、再起動後、1200MHzから1250MHz、そして、1320MHzと、順調にGPUのコアクロックをあげていく。インドネシアが9933を記録して、3DMark11ではTeam “KATANA” Japanを抜いた。SuperPI 32Mの成績が災いしてそれでも4位にとどまっているが、当たったGPUを使っている可能性が高い。インドネシアが残り時間でチューニングが最適化すると油断はできない。
残り1時間、ついにTeam “KATANA” Japanが10009と、1万台突破を出した。審判団長の立ち会いで、CPU-Z、GPU-Zともにスクリーンキャプチャを取得して公式記録と認められた。この段階で2位に1.6ポイント差をつけている。Team “KATANA” Japanはさらに10147を出した。幻になりそうだった10051を上回る記録だ。その後も記録を更新し、残り50分で10214まで伸ばす。残り40分でオーストラリアが9994と1万目前まで到達したが、各国の追撃もそこまでだった。Team “KATANA” JapanがMOA APAC 2011で総合優勝となった。
Gyrock氏が試合後に「日本が国際大会で優勝するのは、これが初めて」と述べたように、GPUが主流となった国際的なベンチマークテスト大会で、CPUの経験はトップクラスながらGPUの経験不足で苦しんできた日本のチームは苦杯を強いられてきた。それだけに、3DMark11の逆転で優勝できた今回のMOA APAC決勝は、優勝という結果だけでなく、その過程も日本のオーバークロックの世界に、長く記憶に残しておきたい戦いだったといえる。
優勝したTeam “KATANA” Japanは、台北で行われる世界決勝にコマを進めた。歴戦の欧米トップのオーバークロッカーたちに、どんな戦いを挑むのだろうか。
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